こんにちは、トシです!
最近、体力が続かずにすぐ疲れる。寝ても疲れが取れない。など、若い頃に比べると体調の変化を感じませんか?
今回の記事では、中高年が筋トレを続けることでに得られる効果やメリットを紹介します。

この記事は以下のような人におすすめ!
・効率的な筋トレ方法を知りたい
・中高年の筋トレで得られる効果は?
・筋トレの注意点やコツは?
筋トレは、見た目や体力だけでなく、健康や美容、精神面にも多くのメリットをもたらす運動です。
筋トレの効果
しかし、中高年になると、筋肉量や筋力が減少し、筋トレの効果を得るのが難しくなります。
加齢によって筋肉の合成能力が低下し、筋肉が分解されやすくなるのです。これをサルコペニアと呼びます。
サルコペニアは、体力の低下や生活機能の低下、疾病のリスクの増加など、さまざまな問題を引き起こすのです。
中高年が筋トレを続けることで得られる効果

筋トレがもたらす具体的な効果を項目別に紹介します。
骨粗しょう症やサルコペニアの予防・改善
筋トレは骨粗しょう症やサルコペニアの予防・改善に有効です。
筋トレをすると、筋肉が骨に引っ張り力をかけることで骨密度が高まります。これによって骨が強くなり、骨折のリスクが減るのです。
また、筋トレは筋肉量や筋力を増やすことでサルコペニアを防ぎます。サルコペニアは加齢だけでなく、運動不足や栄養不足も原因です。そのため、適度な負荷をかけて筋肉に刺激を与えることが重要です。
内臓脂肪の減少と代謝の向上
筋トレは内臓脂肪の減少と代謝のにも効果的です。
内臓脂肪は心臓病や糖尿病などの生活習慣病の原因になります。内臓脂肪は有酸素運動だけでは落ちにくいですが、筋トレをすると筋肉量が増えて基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは、安静時に消費されるエネルギーのことです。基礎代謝が高いと、内臓脂肪が燃焼しやすくなります。
認知機能や記憶力の維持・向上
筋トレは認知機能や記憶力の維持・向上にも寄与します。
筋トレをすると、血流が増えて脳に栄養や酸素が届きやすくなります。これによって脳の働きが活性化するのです。
また、筋トレは脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質の分泌を促進します。BDNFは、脳の神経細胞の成長や修復、シナプスの形成などに関与します。BDNFが増えると、学習や記憶に必要な海馬の機能が向上するのです。
ストレスの解消と気分の安定
筋トレはストレスの解消と気分の安定にも効果があります。
筋トレをすると、エンドルフィンという快感ホルモンが分泌されます。エンドルフィンは、痛みや不快感を和らげるだけでなく、幸福感や満足感をもたらすのです。
また、筋トレはコルチゾールというストレスホルモンの分泌を抑えます。コルチゾールは、緊張や不安を引き起こすだけでなく、免疫力や代謝にも悪影響を与えます。筋トレをすることで、コルチゾールの分泌を抑制し、ストレスに対する耐性を高めることができるのです。
自信や魅力の向上
筋トレは自信や魅力の向上にもつながります。
筋トレをすると、体型や姿勢が改善され、見た目が良くなり、自己肯定感や自尊心が高まるのです。
また、筋トレは自己効力感という心理的要因にも影響します。自己効力感とは、自分が何かを成し遂げることができると信じる力のことです。
筋トレをすることで、自分の能力や努力に対する評価が高まり、自己効力感が強化されます。

筋トレを始めてから、体が引き締まって見た目が良くなりました。自分の姿を鏡で見ると、自信が湧いてきます。仕事でも積極的に発言したり、チャレンジしたりするようになりました。筋トレは自分の能力や努力を評価することができるので、自己効力感が強くなりました。筋トレは自分を変えることができると思います。

筋トレをすると、体型や姿勢が改善されて、魅力的になります。私は以前は自分に自信がなくて、人と話すのも苦手でした。でも筋トレをすることで、自分の身体や能力に誇りを持つようになりました。筋トレは自分を好きになることができると思います。
中高年に効率的な筋トレの方法

中年以降に筋トレを行う際の注意点やコツを紹介します。
筋肉量や筋力が低下していることを考慮し、無理のない負荷や回数で行う
中年以降に筋トレをする場合は、筋肉量や筋力が低下していることを考慮しなければなりません。
過度な負荷や回数で行うと、筋肉や関節に負担がかかり、怪我や疲労の原因になります。
そのため、無理のない負荷や回数で行うことが大切です。一般的には、1セットあたり8~15回程度で、筋肉に張りを感じる程度の重さで行うことがおすすめです。
また、同じ部位の筋肉は2~3日間の間隔をあけて行うことで、筋肉の回復を促すことができます。
筋トレの方法を紹介します。

筋肉への刺激を変化させるために、種目や順番を変える
筋トレは同じ種目や順番で行うと、筋肉が慣れてしまい、効果が減少します。
これをプレートーと呼びます。プレートーを防ぐためには、筋肉への刺激を変化させることが必要です。
筋肉への刺激を変化させる方法の一つは、種目や順番を変えることです。種目や順番を変えることで、筋肉に新しい負荷や角度を与えることができます。これによって筋肉の成長や強化を促進することができます。
筋肉の回復を促すために、十分な休息や栄養補給をする
筋トレは筋肉にダメージを与えることで効果があります。
しかし、ダメージだけでは不十分です。
筋肉はダメージを受けた後に回復することで成長や強化されます。
そのため、筋肉の回復を促すために、十分な休息や栄養補給をすることが大切です。休息とは、筋トレの間隔や睡眠時間などのことです。
休息が不足すると、筋肉の炎症や疲労が慢性化し、効果が低下します。
栄養補給とは、タンパク質や炭水化物などの摂取量やタイミングなどのことです。栄養補給が不足すると、筋肉の合成能力が低下し、効果が低下します。
筋トレだけでなく、有酸素運動やストレッチも併用する
筋トレだけでなく、有酸素運動やストレッチも併用することがおすすめです。
有酸素運動は心肺機能や血液循環を改善し、筋トレの効果を高めることができます。
また、有酸素運動は脂肪燃焼にも効果的です。有酸素運動の例としては、ジョギングやサイクリングなどがあります。
ストレッチは筋肉や関節の柔軟性を高め、筋トレの効果を高めることができます。
また、ストレッチは筋肉の緊張やコリをほぐし、筋トレの回復にも効果的です。ストレッチの例としては、ヨガやピラティスなどがあります。
自宅でできる筋トレメニュー

自宅でできる1週間分の筋トレメニューです。これらの種目は、15回×3セットを目安に行いましょう。負荷は自分の体重や自宅にあるもの(ダンベルやペットボトルなど)を利用して調節できます。
曜日 | 種目 | 説明 |
月曜日 | スクワット | 脚全体を鍛える基本的な種目です。足を肩幅に開き、背筋を伸ばして腰を下げていきます。膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。 動画はコチラ |
プッシュアップ | 胸や二の腕、背中を鍛える定番の種目です。床にうつ伏せになり、両手を肩幅よりも少し広めに開きます。肩の高さに手首がくる位置に手のひらを置きます。両足は揃えて足の付け根で床を捉え、頭の先からかかとまで一直線になる姿勢をキープします。息を吸いながら肘を曲げて胴体をゆっくりと下げていきます。腰が反らないようお腹に力を入れてください。できる限り胴体を深く下ろしたら、息を吐きながら肘を伸ばして胴体をゆっくり上げていきます。動画はコチラ | |
水曜日 | ランジ | 太ももやお尻の筋肉を鍛える種目です。前後に足を開き、上体がぶれないように上下に動かします。姿勢を意識しながら行うことで体幹も鍛えられます。 動画はコチラ |
デクラインプッシュアップ | 二の腕や胸の下部分を重点的に鍛える種目です。通常のプッシュアップと同じ要領で行いますが、足元を高くして行います。椅子やベンチなどがあれば利用できます。 動画はコチラ | |
金曜日 | カーフレイズ | ふくらはぎの筋肉を鍛える種目です。立った姿勢で、足の指の付け根で床を捉えて、かかとを上げ下げします。階段や段差などがあれば、より効果的に行えます。 動画はコチラ |
バックエクステンション | 脊柱起立筋や広背筋を中心とした背中の筋肉が鍛えられます。うつ伏せで寝転がり、両手を後頭部に乗せて上体を上げ下げします。腰が反らないようお腹に力を入れてください。 動画はコチラ |
まとめ

この記事では、筋トレが中高年にも必要であることと、その効果やメリットを紹介しました。
また、効率的な筋トレの方法もご紹介しました。筋トレは見た目や体力だけでなく、健康や美容、精神面にも多くのメリットをもたらす運動です。
しかし、中高年になると、筋肉量や筋力が低下し、筋トレの効果を得るのが難しくなります。そこで、無理のない負荷や回数で行い、可動域を広く使い、種目や順番を変えることで、筋肉への刺激を変化させることが重要です。
また、筋肉の回復を促すために、十分な休息や栄養補給をすることも大切です。さらに、筋トレだけでなく、有酸素運動やストレッチも併用することで、効果を高めることができます。
筋トレは中高年にも必要であり、多くの効果やメリットがあります。ぜひこの記事を参考にして、筋トレに挑戦してみてください。筋トレを続けることで、あなたの人生がより豊かになることを願っています。
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